【おススメの勉強法あり】FP2級の勉強時間が当てにならない理由

FP2級

この記事では、FP2級の合格を目指して勉強をしている方向けに書いています。

記事タイトルは少々キツめかなと思いましたが、経験を踏まえた根拠があったので、あえて「勉強時間が当てにならない理由」としました。

私はプライベートでFP2級の勉強会を開催しています。私が教えるのは、基本的には1回以上試験に落ちた人であり、中には3回以上落ちてしまった人もいました。

受講生には必ず「どんな勉強をしていたのか?」を聞くのですが、ある共通点が見えてきました。

【おススメの勉強法あり】FP2級の勉強時間が当てにならない理由

FP2級試験に落ちてしまった人の共通点

私が見てきた受講生のなかで、FP試験に落ちてしまった人の理由は大きく分けて2つです(試験難易度が格別に高かった場合を除きます)

  1. 勉強不足
  2. 勉強方法が良くない

「勉強不足」はどうしようもありません。中には「試験前日まで全く勉強しなかった」という方もいました。この場合、まずはテキストを開くことから始めましょう。

「勉強法が良くない」圧倒的に多かった理由がこれでした。

やっかいなのが、勉強時間は長いのに落ちてしまうので、精神的なダメージが大きいです。ですが、彼(彼女)ら勉強法には共通点がありました。

その共通する勉強法とは「テキストを全部覚えてから、問題演習を行う」というものです。

テキストを全部を覚える必要はない

「なぜ、テキストを全部覚えようとしたのか」理由を聞いてみたところ、驚きました。

見事に同じ回答が返ってきたのです。

「内容を全部覚えておけなければ、実務で役に立たない」「試験のための勉強をしても意味がない」

確かに一理ありますし、気持ちは分かります。が、私自身はその考えを捨てろ・・とまでは言わないものの、少し脇に置いておくことをおススメしています。

何故なら、FP試験は「ライフプランと資金計画」「金融資産運用」「不動産」「リスク管理」「タックスプラング」「相続・事業承継」と非常に出題範囲が広くなっています。

そして、自分の専門外とする分野については、実務では触れる機会がほぼありません。

悲しいことに、試験で覚えた内容はどんどん忘れてしまいます。特に自分の専門外とする分野については顕著で、実務で役立てられるケースはかなり少ないでしょう。

ただし、詳細まで覚えていなかったとしても「この制度は、確かこんな感じだったような・・」というレベルで覚えておけば、質問された際に調べて回答するなり、専門家の方に繋ぐことができます。

なので、肩ひじ張らずに全てを完璧に覚えようとするのではなく、試験合格するための勉強でも、知識量としては十分という考えで、取り組んでみるとよいと思います。

おススメの勉強方法

まずは問題演習を行う

落ちてしまった人は、テキストを覚える→問題演習の順番で学習していましたが、この順番を逆にします。問題演習→テキスト確認です。

もう少し具体的に説明します。

ステップ1:まずは問題を解きます(分からない問題は白紙にするか、適当な選択肢に〇をしましょう)

ステップ2:間違っていた&当てずっぽうで回答した問題の解説を読みます。さらにテキストで該当する項目を確認し、詳しい内容を覚えます。

使用する問題集は「解説付きの過去問」を使ってください。←解説付きがポイントです。

理由は簡単で、重要な問題は繰り返し出題されるからです。直近2年分の過去問を解けば、似たような問題が繰り返し出題されていることが実感できるでしょう。

出題頻度が高い問題の正答率を上げることができれば、合格率をぐっと引き上げることができます。

繰り返し&一気にやる

この勉強法で大事なポイントが二つあります。

それは①「過去問を繰り返す」②「短期間で行う」です。

過去問を繰り返す

私が教えていた際の目安は直近2年分を3回です。

時々、同じ問題を何回も解いて意味あるの?と言う人がいますが、大ありです。

人間の記憶は、1回記憶しただけではすぐに忘れてしまうようになっています。2回・3回と繰り返し解くことで、記憶が定着しやすくなります。

しかも、過去問を記憶するので、必然的に重要度が高い問題を重点的に抑えることができます。

短期間で行う

人間の記憶は1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れてしまうと言われています。さらに時間が経てば、記憶はどんどん薄くなってしまいます。

例えば、過去問1年分(試験3回分)を「2週間で1回転したケース」と、「1ヶ月で1回転したケース」を比較してみましょう。

前者であれば、2回転目は2週間後になるので、まだ覚えている内容は多いでしょう。しかし、後者は2回転目が1ヶ月後になるので、どれだけの内容を覚えているかは定かではありません。

記憶が残っているうちに繰り返すことで、問題演習や回答解説を確認する時間も短くなります。これはすなわち、勉強時間の短縮(効率化)に繋がります。

3回転目に取り組むころには、繰り返し間違ってしまう問題(=自分が理解できていない)だけが浮き彫りとなるので、さらに学習効率が良くなります。

1回転目で時間をかけ過ぎない

ここで1点だけ注意点を。それは「1回転目で時間をかけ過ぎない」ということです

前述の通り、効率的に学習を行うためには短期間で繰り返すことが重要です。

1回転目は知らないことが最も多い時期なので、時間も一番かかってしまいます。ですが、この時に全てを理解しようとして、時間が掛かり過ぎないようにしましょう。

解説を読んだり、調べてみてイマイチ理解できなくても「ふ~ん、そういう制度があるのね」くらいに思って次に進むのがおススメです(全く確認しない、というのはNGです。)

1回目でよく理解できなくても、2回目・3回目で理解できることもよくありますし、重要な問題であれば複数回出題されるため、リベンジチャンスはまた訪れます。

とにかく、1回転目であまり深みに嵌らないように注意しましょう。

おススメのテキスト

過去問

  • 2020年度版 FP技能検定2級過去問題集〈学科試験〉 単行本 
  • 2020年度版 FP技能検定2級過去問題集〈実技試験・資産設計提案業務〉 

近代セールス社の過去問がおススメです。直近約2年分(5回分)の過去問&解説が掲載されているので、問題演習を繰り返す分にはこれ1冊でOK。(学科・実技を合わせると計2冊)

受講生にも、まずはこの過去問を購入するように言っています。

学科

実技

テキスト

  • みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2021-2022年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

受講生に依頼されて様々なテキストを見比べましたが、これが一番おススメです。FP試験のテキストは内容が固くなりがちなのですが、本書は図面による解説や丁寧な説明で、非常に分かりやすくなっています。

 

 

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