男性視点の不妊治療体験記その①~「きっかけ」から「病院選び」~

子育て・不妊治療

不妊治療を行い、ありがたいことに妻が妊娠しました。流産のリスクが減る12週を越えたので、体験記を書いておきたいと思います。

このようなことをアップすることは迷いましたが、妻の勧めもあり(かなり様々な方の体験記を参考にしたようです)文字にすることを決意しました。

あくまで個人の感想記となりますが、なにか参考になることがあれば嬉しく思います。

男性視点の不妊治療体験記①~「きっかけ」から「病院選び」~

不妊治療を行う「きっかけ」

結婚は夫婦共に33歳の時でした。

結婚当初は、子どもも近々できるだろう・・みたいに軽~く考えていましたが、1年・2年と子どもはできずに時間が経っていきました。

36歳になる年、そろそろ真剣に考えた方がいいかも・・・と思っていたところ、妻の方が「どうせ自分には子どもができないんだ!!」と爆発。

それまでも「なかなか子どもができないね~」なんて軽い会話を行い、妻も基礎体温を測ってタイミングを取っていたりしましたが、小さな不安が積もりに積もっていたようです。

 

また、当時の私は仕事が多忙を極めていました。

帰りが夜遅いことが常態化しており、休日出勤もあるような状態。当然、結婚当初に比べると夫婦生活の頻度は減少しており、そのこともさらに不安を増長させていたようです。

 

ただ、こうなってくると男性側も結構なプレッシャーです。

過去に不妊治療を行っている友人(♂)から「毎朝、妻が基礎体温を測る体温計のアラーム音を聞くのが辛い」と酒席でグチをこぼされたことがありますが、本当にその気持ちが分かります。

 

妻の言い分も分かるし、何とかしたいとは思うものの、仕事で疲れ切ってしまっており公私ともにストレスを感じる日々を過ごしていました。(今では、私生活に支障が出るほど仕事にウエイトを置いたことを大反省しています)

仕事が多忙で「うつ状態」に

私は毎日夜中の帰宅に休日出勤。たまの休みは寝てばかりいる状態でした。

そんなライフスタイルが長続きするわけもなく、ついにダウンして「うつ状態」と診断されてしまい休職することになりました。こうなると子ども作りどころではありません。

 

「うつ状態」になって3ヶ月が経過し、体調も少しずつ回復し始めた頃、妻と本格的に不妊治療について話し合いました(ダウンしている間、妻も気遣って何も言いませんでしたが、我慢してくれていたのだと思います)

 

まずは治療を開始するタイミングについて。

2022年4月から不妊治療が保険適用になるとのことで、私の体調の回復を待ちつつ、保険適用となってから開始するという選択肢もありました。

が、私達夫婦はすぐに開始することに決めました。

理由は「時間はお金では買えない」ためです。

「年齢を重ねれば重ねるほど妊娠率が下がる」ということもあります。が、何よりも妻の心理的不安を軽減したかったのです。

ここまでで、妻が「子どもができないかも知れない」と不安を抱いて過ごしていたことは十二分に知っていました。なので、その不安を抱く時間が少しでも短くなれば・・と考えたのです。

もし、2022年4月以降に開始すると決めていた場合、おそらく、この記事を書いている現在も「不安」を抱えて日々過ごしていた可能性が高いと思います。

 

もちろん、多少お金は掛かりますが、不安を抱えて過ごす一日はとても長く感じるのだと思います。

価値観は人それぞれなので一概には言えませんが、私達の場合はすぐに初めて良かったと感じています。

大事だと思ったこと:夫婦間のコミュニケーション

痛感をしたのは、夫婦間の意識差です。

特に、年齢については、私はそんなに焦っていなかったというのが正直なところです。

妻が爆発してから知りましたが、家族PCの検索履歴は「年齢 妊娠率」みたいなキーワードでいっぱいで、妻はかなり前から不妊について悩んでいました。

普段から何でも話し合うようにしてきましたが、不妊の件については「自分のせいで妊娠しないのかも・・・」と思っていたようで、あまり口には出せなかったようです。

センシティブな話題でもあるので難しいところもありますが、夫婦間で本音のコミュニケーションを取ることは非常に大事だと思います。

とても大事な「病院選び」

私が通った病院は2件です。

不妊治療を開始することに決めたはいいものの、情報が有りすぎて何を基準に病院選びをすべきかが分かりませんでした。そのため、とりあえずは口コミが良さそうな近所の産婦人科に行くことにしました。

が、そこの病院はホームページで不妊治療を謳ってはいたものの、あまり手厚くはやっていない印象を受けました。具体的には

  1. 妻が基礎体温を記録しているアプリを見て、この通りにタイミングを取って下さい、と言われる
  2. 私の体調(うつ)のことを相談しても、特に何も言われない
  3. 精液検査を限られた曜日・時間しか受け付けてもらえない

一般的な不妊治療は①タイミング療法→②人工授精→③体外受精の3ステップを踏むので、その病院が特段間違った対応をしているとは言えません。

が、「精液検査を限られた曜日・時間しか受け付けてもらえない」

これには参りました。

限られた曜日・時間と書きましたが、実のところは土曜日の朝8時のみ。

私が健康であれば問題なかったかも知れませんが、「うつ状態」だったため、決められた日時に精液採取するということはとてもハードルが高いことでした。

結局2回チャレンジしたものの、どちらともキャンセルという結果に終わりました。

 

ここで「普通の病院では、検査の日時は融通を効かせてもらえないものなのか?」と疑問を抱き、妊活カウンセラーの方に相談することにしました。

妊活カウンセラーのアドバイスは「不妊治療を専門に行っているクリニックに行った方が良い」とのことでした。

曰く、専門的なクリニックであれば

  • 精液検査も随時受け付けてくれる
  • 通常の不妊治療はタイミング療法を試した後に人口受精を行いますが、私のうつ状態を鑑みていきなり人工授精をすることも提案してくれるかもしれない

とのことで、病院を変えることに。

結果、場所はかなり遠いものの(電車で1時間弱)不妊治療専門のクリニック病院に通い、私のうつ状態であるというこも鑑みた治療を行っていただくことができました。

次につづきます→男性視点の不妊治療体験記その②~「治療開始」から「妊娠発覚」まで~

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