男性視点の不妊治療体験記その②~「治療開始」から「妊娠発覚」まで~

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不妊治療を行い、ありがたいことに妻が妊娠しました。流産のリスクが減る12週を越えたので、体験記を書いておきたいと思います。

このようなことをアップすることは迷いましたが、妻の勧めもあり(かなり様々な方の体験記を参考にしたようです)文字にすることを決意しました。

あくまで個人の感想記となりますが、なにか参考になることがあれば嬉しく思います。

このでは実際の治療について、書いていきます。前回の記事はこちら『男性視点の不妊治療体験記①「不妊治療のきっかけ~病院選び」』

男性視点の不妊治療体験記②~「検査開始」から「妊娠発覚」まで~

「検査開始」

治療を開始するまでに様々な検査を受ける必要がるのですが、まず感じたことは妻(女性側)の負担が圧倒的に大きいということです。

私(男性側)は血液検査と精液検査の2回だけ。しかも、どちらとも採取して終了なので、一瞬で終わりました。

一方、妻は血液検査や排卵状況検査、卵管造影など4~5回ほど検査を受ける必要がありました。また、身体的な負担も大きいようでで、帰宅後はぐったりしていることが多かったです。

時間もそれなりに掛かるため、会社の休暇申請や業務調整が必要だったりと、勤務先での気疲れもあったと思います。

もちろん、個々によって状況は違うと思いますが、個人的な体験だけで言えば、妻のケアはとても重要だと感じました。

妻が検査に行った日は、外食や近場の温泉に行ったり、デザートを買ったりと、リラックスできるように心がけていました。

検査を受けて分かったこと

検査の結果、不妊の原因だと思われる原因が2つ判明しました。

1つ目が、私の精液の状態が良くなかったということ。2つ目は、タイミングがずれていたということです。

1つ目の「精子の状態」について

精子量や運動率、奇形率などを調べるのですが、いずれも基準値を満たしていない状況でした。もっとも、私は「うつ状態」だったため、この検査結果は覚悟していましたが・・。

2つ目の「タイミングがずれていた」について

妻の排卵が、一般的な人よりも1週間ほど遅かったということが判明しました。今まで、妻は毎日基礎体温を測ってアプリに記録し、自動算出される排卵予定日に基づいてタイミングを計っていましたが、そのタイミング自体がズレていたことになります。

個人的に取り組んだこと

検査の結果、精液の状態を良くすべく、以下のような取り組みをしました。

  1. 禁酒
    もともと週3~4回程度、酒量は缶ビール1本程度でしたが、頻度を週1回にしました
  2. 規則正しい生活
    早寝早起きするようにしました。起床は午前7時・就寝は午後10時半にしました。
  3. 運動
    スポーツジムに通い、筋トレを週2回程度行うようにしました
  4. 蝮(マムシ)粉末の服用
    妻がどこからか情報を仕入れて買ってきました。
    どのくらい効果があるかは分かりませんが、とりあえず「やってみる」の精神です。正直、かなり不味いので万人にはおススメしません。
    妻が試しに一口飲んだところ一瞬で吐き出していました(私は小さい頃から、漢方薬を服用していたので多少の慣れがありました)

これらの取り組みの結果、精液の状態はかなり良くなりました。

人口受精を行う度に精液の状態も確認してもらうのですが、最終的にはいずれの項目も基準値を超えるようになっていました。

個人的には「規則正しい生活」と「運動」が身体の回復を最も感じられたので、効果があったのかなと思います。

治療開始

検査の結果、人口受精を行うことになりました。ここで感じたことも、検査の時と同じく、妻側の負担が圧倒的に大きいということです。

具体的には、1回人口受精を行う度、夫側は1回だけ病院に行けば良いのですが、妻側は最低2回行く必要がありました。

しかも夫は精液採取をするだけで終了。

一方の妻側は、排卵予定の数日前に病院に行って排卵状況の確認→人口受精当日も排卵状況の確認+人口受精

時間もほぼ半日掛かっており、通院時間も含めるとほぼ一日潰れてしまいます。また、身体的負担も大きいようで、終わった後はぐったりとしていました。

検査の時と同じく、外食に行ったりと、妻のケアを心がけていました。

病院に行きたくなくなる

検査や人口受精で病院に通っている間、妻が何度か不妊治療継続にネガティブになった時期がありました。

病院に通っても「妊娠するのか分からない」という先行きの不安に加え、時間的拘束や身体的な負担が大きいことが理由のようでした。

ただ、本音を言ってくれることは少なく「お金もかかるし、治療は保険適用される2022年4月からにしようか」などと、遠回りにを先延ばしにしたいニュアンスで伝えられることが多かったです。

そのような時は、妻の言葉を額面通りに受け取ることはせず「病院に行くのがしんどいんだな」と汲み取ることが重要だと感じました。

特に人口受精を開始した後は、月経を迎える度に「今月も妊娠しなかった」と落胆することも多かったため、感情に寄り添うような会話を心がけました。もうすでに頑張っているので、「頑張ろう」と声をかけるのも違うと思い、「負担も大きいのに、ありがとう」と言うことが多かったです。

不妊治療を行っていた友人(♂)も、「妻が病院に行きたがらない」と言っていたことがあるので、友人の奥さんも病院に通うことが辛かったのかも知れません。

不妊治療の継続にあたっては、ある意味メンタルケアはとても重要なのだと感じます。

そして、私達夫婦で言えば、私も生活習慣改善などを行い目に見える形で行動を変えたことが何よりも良かったと思っています。「夫婦で一緒に不妊治療に取り組んでいる」と、思ってもらえたからです(夫側が何も変えてなくても、一緒に取り組んでいないわけではなく、気持ちの面です)

妊娠発覚

人工受精を開始して3回目で妻が妊娠することができました。

人工授精で妊娠する確率は5~10%ほどだと聞いていたので、本当にありがたいことだと思います。

不妊治療を行うと決めてから、妊娠が発覚するまでは約1年間の時間が掛かりました。精神的な不安を抱えて過ごしてきたことを考えると、それ以上だったように思います。妻とは「お互いによく頑張ったね」と褒め合いました。

不妊治療は必ず上手くいくとは限らないですし、私達夫婦も本当に運が良かったのだと感じています。

軽々しいことは何一つ言えませんが、不妊治療で悩んでいる方にとって、ほんの少しばかりでも参考や支えになれば幸いです。

 

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