今回は「フシギバナ」について書いていきたいと思います。
主にダブルバトルで活躍しているポケモンですが、シングルバトルでもパーティ構成や仮想敵を見極めれば、しっかり活躍してくれます!
特殊アタッカー型も試しましたが、個人的には耐久に寄せた方が使いやすいと感じています!
物理受け型
【努力値・性格】
性格は「ずぶとい」、のHB振りで使っています。
「フシギバナ」の種族値は「ぼうぎょ」<「とくぼう」のため、性格は「とくぼう」に上方修正かけた方が総合耐久が上がるのですが、努力値全振り+性格補正もかけて役割を増やした方が使いやすいと感じます。
【とくせい】
「くさ」タイプのわざを採用していないため、「ようりょくそ」にしています。
といっても、晴れパでもない限り、狙って「にほんばれ」状態にすることはほとんどないので、「しんりょく」でも問題ないです。
「リーフストーム」「ギガドレイン」等の「くさ」タイプのわざを採用しているのであれば、「しんりょく」推奨。
【わざ構成】
「ヘドロばくだん」
3割の確率で「どく」状態を狙える優秀なわざ。
この追加効果のお陰で、相手の交代してきそうな場合でも強気に選択していけます。後述の「まもる」「こうごうせい」との相性も◎
「やどりぎのタネ」
回復兼削りを兼ねる、強力なサポートわざ。
物理耐久型は基本的に「やどりぎのタネ」+「まもる」or「こうごうせい」で体力を維持しつつ、削りを入れていく戦法を取ります。
持ち物が「こうげき強化アイテム」でなければ、「ウーラオス(いちげき)」の「あんこくきょうだ」も、「こうごうせい」+「やどりぎのたね」「くろいヘドロ」と合わせて受けきれます。
「まもる」
「ヘドロばくだん」の「どく」状態や、「やどりぎのタネ」との相性◎
ダイマターン枯らしにも。
持ち物も「くろいヘドロ」なので、「フシギバナ」の中途半端な耐久を底上げしてくれる優秀なわざです。
「こうごうせい」
優秀な回復わざ。個人的には必須わざだと思っています。
最初、「こうごうせい」を抜いて「やどりぎのタネ」+「まもる」で回復を賄うことを考えましたが、安定感が全然違います。
初期PP値が5しかないので、「ポイントアップ」でのPP値最大化を強く推奨します。
【もちもの】
「どく」タイプの特権とも言える「くろいヘドロ」で確定です。
【活躍させる上で重要なこと】
耐久寄りの種族値ですが、「ダイジェット」を筆頭に弱点を突かれることが多く、めちゃめちゃ固い!と感じることは少ないです。
一致等倍わざでも削られることが多く、後出しをするのであれば「ウーラオス(れんげき)」や「カプ・レヒレ」等の「みず」わざや「フェアリー」わざを狙うと使いやすいです。
また、「やどりぎのタネ」は当たってさえしまえば、「くろいヘドロ」+「まもる」+「こうごうせい」でかなり粘り強く場に残ることができます。有利対面を作り出して「やどりぎのタネ」を置けるように立ち回ると、活躍の場がぐっと広がると思います。
特殊アタッカー(こだわりスカーフ型)
【努力値・性格】
性格は「ひかえめ」で微妙に足りない火力を少しでも補うようにしています。
最初は努力値を耐久に振り、もちものも「いのちのたま」等の火力上昇アイテムを持たせる型なども試しました。
・・・が、中途半端な耐久とすばやさが足を引っ張り、行動回数を確保するのが難しく、結局「すばやさ」に全振り+「こだわりスカーフ」が使いやすいのかなぁ、と感じています。
【とくせい】
HP1/3以下で「くさ」わざの威力が1.5倍になる、「しんりょく」で確定。
狙って効果を発動させるのは難しいですが、発動する機会はままあります。
【わざ構成】
「リーフストーム」
「こだわりスカーフ」を持たせているので、打ち逃げ戦術との相性は◎。
同系統のわざである、「りゅうせいぐん」「オーバーヒート」等と比べると、有効範囲の狭さがネックですがそれでも強力。
環境には「テッカグヤ」「カイリュー」等、「くさ」ダメージを1/4に抑えるポケモンも多いので、控えのポケモンは必ず確認してから撃つこと。
「ヘドロばくだん」
3割「どく」の追加効果が狙える、優秀なメインウエポン。
「だいちのちから」
有効範囲が魅力の、サブウエポン。
冠の雪原以降の環境では、「ウツロイド」に有効…なのですが、無振りでも一撃では倒せないです。
メインウエポンではどうしようもない場合に。
「ねむりごな」
スカーフ型なのになぜ?と思わるかも知れませんが、ほかに候補となる特殊技がないので選んでいます。
ダイマックスを切ってきた相手に対し、先手で「ねむりごな」を打つことで、疑似的に1ターン稼いだり、「テッカグヤ」等の手も足も出ない相手に打ち逃げするのに使っていました。
自由枠なので、他のわざでも良いかも知れません。
【もちもの】
すばやさを底上げする「こだわりスカーフ」を使っています。
「フシギバナ」を特殊アタッカー運用する場合、耐久面に努力値を振るよりも、「こだわりスカーフ」で行動回数を確保した方が使いやすいように感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか!
冠の雪原以降、苦手な相手が一気に増えた印象ですが、レッドパーティでランクマ挑戦していた時は、使用率2位のポケモンでした。
特に、「リザードン」が「カプ・レヒレ」や「ウーラオス(れんげき)」と対峙してしまった場合の引き先として「フシギバナ」を控えさせることが多く、場面場面でしっかり活躍してくれました。
「フシギバナ」を使って見るきっかけになれば嬉しいです。
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