カプ・レヒレ 育成論 【渦潮・挑発型】

ポケモン考察

この記事はポケモン剣盾のランクマで、カプ・レヒレ(渦潮・挑発型)を活躍させて勝ちたい、使いかたを知りたい、という方むけに書いています。

もぴぷね
もぴぷね

みず・フェアリーという優秀なタイプに加え、特性「ミストメイカー」によって状態異常を回避することが可能です。
ドヒドイデを「うずしお」で捕まえることができれば倒すことが出来るなど、受けや耐久型ポケモンにとても強いです。

カプ・レヒレ 育成論 【渦潮・挑発型】

ステータス(個体値・努力値・性格)

性格は耐久を上げる「ずぶとい」を推奨。

努力値はHBをベースに、仮想敵に合わせてSを調整。先手で「ちょうはつ」を打てるようにすることで回復技を封じ、相手を削り切ることを目的としています。

禁止伝説環境であれば、S52以上に振っておくとHBホウオウの「じこさいせい」を上から封じることができるので便利です。

すばやさ調整ライン
S52振り(実数値112)・・・無振りランドロス(霊獣)抜き
S60振り(実数値113)・・・S4振りランドロス(霊獣)・準速テッカグヤ抜き
S68振り(実数値114)・・・準則61族抜き

持ち物

候補は以下の通り

  • 回復木の実(オボンのみ・混乱木のみ)
    相手の耐久型ポケモンを「うずしお&ちょうはつ」で嵌めたとしても、一定数の被弾は避けられません。高速回復技を習得できないカプ・レヒレにとっては貴重な回復手段であり、基本的には木の実orたべのこしが推奨です。
  • たべのこし
    「回復木の実」と違って使い切りでない点が優秀。相手の耐久型ポケモンを倒した後も仕事をすることが可能です。
    「うずしお」と相性の良い「まもる」を覚えさせるなら、優先度はさらに上がります。

特性

特別な理由が無ければ「ミストメイカー」一択。

状態異常技を使用してくる相手に対し、「ちょうはつ」から入らなくても良くなります。

役割遂行速度が遅く、高速回復技を覚えないカプ・レヒレにとっては、毒や火傷は大きなダメージに繋がることが多いことからも相性は◎です。

  • 夢特性「テレパシー」について
    シングルバトルでは特に効果がない「テレパシー」ですが、「ミストフィールド」を展開することによる弊害を回避することで、使いやすくなる戦術があります。
    例えば・・「ねっとう」で火傷状態を狙いたい、回復技の「ねむる」を採用したい等。

わざ構成

  • テンプレ型
    うずしお・ムーンフォース・しぜんのいかり・ちょうはつ
  • 食べ残し守る型
    うずしお・ムーンフォース・まもる・ちょうはつ

攻撃わざ

採用優先度:最優先(赤)高い(黄)低い(青)

  • うずしお
    渦潮・挑発型カプ・レヒレを定義する技。
    相手の交代を封じつつ削りを入れることができます。強力な技ですが、時々外れる点は注意。
  • しぜんのいかり
    相手の残HPを半分削る技。
    この技を覚えさせているか否かで、役割遂行速度がかなり変わります。
    カプ・レヒレ対面では引くポケモンも多く、裏を削れる点も強力。採用優先度は高め。
  • ムーンフォース
    タイプ一致技。
    「しぜんのいかり」と合わせ、役割遂行速度を上げることが可能。追加効果のCダウンも強力。
  • ねっとう
    追加効果が強力ですが、特性「ミストメイカー」との相性が良くありません。
  • れいとうビーム
    ランドロスを筆頭に有効な相手は多いですが、やはり採用優先度は低め。
  • シャドーボール
    黒馬バドレックスに対して有効ですが、別のポケモンで対応した方が良いと思います。

補助わざ

採用優先度:最優先(赤)高い(黄)低い(青)

  • ちょうはつ
    必須技。
    起点化を避けたり、相手の回復を封じて削りきることができます。
    先手を取れるか否かで使い勝手が大きく変わるので、Sラインはしっかりと見極めて使いましょう。
  • まもる
    基本的には「たべのこし」と一緒に採用。
    スリップダメージを与える「うずしお」を相性が良く、相手のダイマターン凌ぎにも使用可能。
    HP管理にも使用できるため便利な技ですが、別の技(主に攻撃技)を諦めることになるため、役割遂行速度が遅くなりがち。
    「まもる」を採用することで有利になる相手がいる一方、不利になる相手もいます。
    環境やパーティに合わせて。
  • くろいきり
    相手のバフ技を無効化。
    あれば便利なのですが、技スぺが足りなくなりがち。役割対象を見定めて採用しましょう。
  • ひかりのかべ・リフレクター
    後続への繋ぎとして。技スぺが足りないので、特別な狙いがなければ採用しなくてOKです。

活躍させる上でのテクニック

カプ・レヒレは「こだわりメガネ」「こだわりスカーフ」型も多く使われているため、相手視点では型判別が難しいことも強みの一つです。

しかしながら「こだわりメガネorスカーフ」型カプ・レヒレは「トリック」を覚えさせていることが多く、耐久型ポケモンも簡単には対面してくれません。

サイクルを回していくなかで、「うずしお」や「しぜんのいかり」「ムーンフォース」で相手を削りつつ、仮想敵を捕まえるように動かしていくと強く使うことができます。

また、高速回復技を覚えないため、高火力アタッカーには押し切られることもしばしば。「こだわりハチマキ」や「こだわりメガネ」を持っている可能性があるポケモンは事前にチェックしておき、致命的なダメージを受けないように立ち回りましょう。

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