今回は「サンダー」の育成論【アタッカー型】についてです。剣盾ランクマでサンダーを活躍させて勝ちたい、使いかたを知りたい、という方むけに書いています。
最終3桁を達成したS14では大活躍でした!
S15(禁止伝説環境)だと微妙かな・・と思っていましたが、そんなことはありません。十分に打ち合える強さがある、魅力的なポケモンです!
優秀なタイプ耐性、わざの通りの良さは勿論、耐久型も多いため「型を読まれづらい」ということもメリットの一つです!
サンダー 育成論【アタッカー型】
ステータス(個体値・努力値・性格)
性格は「おくびょう」、努力値はHSに全振りです。
S14では「ひかえめ」での運用でしたが、S15以降はダイマックスを切ったカイオーガを筆頭に、上を取りたい禁止伝説が多いため最速の方が使いやすいと思います。
また、使用率が非常に高いウーラオスの上を取れることもメリットの一つ。
よって、もし耐久調整を行う場合は、最速を維持しつつCを削ることをおススメします。
持ち物
「いのちのたま」「するどいくちばし」「こだわりメガネ」辺りが候補です。
高いCからの「ぼうふう」or「ダイジェット」がとにかく強力なので、基本的には飛行タイプの威力を上げると良いです。
とくせい
接触わざ被弾時にマヒが狙える「せいでんき」を採用。
アタッカー運用の場合、「プレッシャー」によるPP枯らしが発生することはかなり稀です。
わざ構成
基本構成:10まんボルトorライジングボルト・ぼうふう ・ねっぷう・でんじは or みがわり他
10まんボルト or ライジングボルト
タイプ一致のメインウエポン。
「10まんボルト」と「ライジングボルト」の長所・短所は以下の通り。
基本的にはダイマ運用を前提とするか否かが大きな分かれ目になると思います。(余談ですが、個人的には「10まんボルト」の方を好んで使っています)
「10まんボルト」
長所・・・非ダイマ時の威力安定、追加効果で10%マヒ
短所・・・ダイマ時の威力が「ライジングボルト」に比べて低い
「ライジングボルト」
長所・・・ダイマ時の威力が高い(威力:140)、エレキフィールド下での威力上昇
短所・・・基本的にはダイマ使用前提となる。素撃ちでの威力が低い
ぼうふう
メインウエポンその2
この技がサンダーをランクマ使用率No.1に押し上げたと言っても過言ではありません。
命中不安という要素を差し引いても、採用する価値は十分にあります。
「ダイジェット」としのての使い勝手も勿論◎
ねっぷう
「ボルトチェンジ」「ぼうふう」と相性補完に優れたサブウエポン。
ナットレイを筆頭とした、はがねタイプに対する打点として。10%の確率で火傷の追加効果もあるので、それ狙いで撃つのもアリ。
「ダイバーン」として使用した場合、「ぼうふう」の命中率が下がってしまう点は注意が必要です。
でんじは or みがわり or はねやすめ
自由枠。
「ダイウォール」を使用するためにも、補助わざを差し込んでおくとダイマ対面(ターン管理)がぐっと楽になります。
その他の候補
主な候補わざは以下の通り。
「かみなり」「ほうでん」→威力や追加効果のマヒを狙うのなら
「ボルトチェンジ」→優秀な対面操作わざ
「みがわり」→ラグラージ・カバルドンの「あくび」を躱したり、相手のダイマターン枯らしに
「バトンタッチ」→ダイジェットで上がったSを後続に引き継がせたり、地面タイプ相手への対面操作が可能
活躍させる上でのテクニック
とにかく優秀なタイプ耐性と種族値により、とりあえず・・という感覚で選出しても一定以上の活躍が見込める強力なポケモンです。
弱点はいわ・じめんタイプに対する有効な打点を持ち合わせていない点。特にドサイドンやバンギラスは基本的には突破する手立てがないため、パーティ全体で補うように立ち回りましょう。
また、サンダー自身がとくこうを上げる手段を持ち合わせておらず、ダイマを切って「ダイジェット」による全抜きを狙う・・というよりも数的優位を取りに行くケースで使うことが多いです。
よって、無理な相手に対してはしっかり引き、サイクルも交えながら戦うと良いと思います。
使用パーティ例
最終順位三桁でフィニッシュした、ランクマS14でも使っています。
もしよければ参考にしてみてください!
アタッカー型
→【最終935位】剣盾シングルS14 全員S振り対面構築
→【最終順位781位 レート1876】剣盾シングルS18 カイリュー軸 対面構築
みがわりバトン採用・アタッカー型
→【最終順位961位 レート1836】剣盾シングルS19 突撃チョッキ ドラパルト 構築
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