鬱診断となって仕事を休む(休職)ことになった経験談

こんにちは、もぴぷねです。
ちょっとプライベートな話ですが、2021年2月に鬱診断となり仕事を休むこと(休職)することになりました。
ブログに書こうと思った理由は、自分の記録がてら…というのもあるのですが、調べてみたり知人の話を聞くと、意外と休職経験のある人が多かったので、少しでも悩んでいる人の役に立てれば良いのかな・・・と思ったからです。

執筆時点では診断確定して2か月経過したくらいですが、診断確定までの症状や、不安だったこと、やっておいて良かったことなどを書いています。

鬱診断となって仕事を休む(休職)ことになった経験談

鬱になった理由

一言で言うと「業務過多」です。
特に昨年(2020年)10月の人事異動により部署の人数が削減。その結果、既存業務+引継ぎ業務+新人育成で超多忙の時期が続きました。

具体的な残業時間は50時間弱/月くらい。「そんなに残業時間が多いか?」と言われるとそうでもないと思うのですが、働き方改革という名の「残業時間制限」が大きく関係しています。

業務量から、業務時間内に全ての案件を捌き切ることは不可能だと分かっていました。が、自分自身「仕事=成果」という考えが強かったため、「残業時間制限」を遵守しつつ成果を出す方法=業務時間にカウントされない時間で仕事をすること(=会社の最寄り駅に早く行き、カフェで企画を考える等)に手を出した結果、完全にオーバーワークとなり、心身が限界を迎える結果となりました。

まぁ、要するに「自爆」です

実のところ業務削減は上司に相談していましたが、他の人も業務過多の状態。よって部署内で仕事を振り分けることは難しく、今考えても業務削減は難しかったと思います。
(後日談:僕が抱えていた一部の仕事は、別の部署が対応することになったようです。)

鬱の症状について

診断確定前の鬱症状

診断確定日は2021年2月ですが、思い返すと2020年12月頃にはいろいろと症状が出ていました。

無関心・無感動・倦怠感、休日は全く動けずにずっと寝ている(過眠)etc…。
仕事中は気を張っているので問題なく業務はこなせていましたが、業後や休日は完全に電池が切れた状態。

嫁曰く「目が虚ろで本当に心配だった」とのこと。
ただ、その頃には「体調が悪いこと」が普通になっていて、自分ではおかしいと気づくことが出来ませんでした。
↑今、思い返すと本当に危険だったな、と思っています。

そして、2021年1月1日、年末年始の休みで緊張の糸が切れたタイミングで倦怠感+寝ていても感じるほどの強烈な頭痛により、完全に動けない状態に。
しかし、この段階でも往生際悪くまだ病院には行かず、休み明けに出社。これがさらなる体調悪化を招き、ギブアップ。精神科を受診。鬱(うつ)の診断が下りることになりました。

診断確定後の鬱症状・経過(~2週間くらい)

病院から診断書を出してもらい、休職することに。
同時に薬を服用を開始。内心、薬は中毒性があるような気がして、服用したくない気持ちもありましたが、それはただの素人の感想。専門家(=医師)の言葉を信じて、しっかりと服用することにしました。

診断確定当初、苦しんだのは「気分の落ち込み」と「頭痛」
特に「頭痛」は寝ていても感じるほどで、苦悶の表情を浮かべて寝ていたようです(嫁談)

食事を摂ることもままならず、食べれても素うどんやかけそば等の麺類のみ。
丸1日寝込んで食べれない…という日もざらにありました。

また、少しの刺激で体調が悪化し、テレビの音を聞こえてるだけでも駄目でした。

鬱になった人は、不眠に悩まされる人もいるようですが、自分の場合は「辛すぎて起きていられない」という過眠のタイプのようです。

起きている間は気分を紛らわすために、ポケモンもプレイしていましたが、正直考えてプレイできておらず、機械的にボタンを押しているような状況。無意味に対戦回数だけが増えていきました。勝率も全然良くなかったです。

余談ですが、鬱で連想される自殺(願望)については、どうだったかというと、無かったと言えば嘘。感覚的には「体調が悪く辛すぎて人生を終わらせたい」とか、無関心・無感動の延長で「何も楽しくないし、このまま生きる意味はあるのだろうか」といった感じです。

ただ、もぴぷねは、中学生時代の時にいじめに逢った経験があり(学内の見知らぬ人に殴られるレベル)、その時に真剣に自殺を考えた時期があります。その時に比べると状況ははっきり言ってマシだったと思っていたので、自殺に至ることはなかったのでは、と思っています。

また、家族(嫁)の勧めに従って、早めに診察を受けたのも良かったです。
正直、自分で自分のことが分からなくなっていたので、身近な人の意見を取り入れるのはすごく重要だと思いました。

診断確定後の鬱症状・経過(2週間~1か月)

とにかく苦しむ日々が続いていましたが、週に1~2日くらいは軽い散歩ができるくらい回復しました。また、食事も麺類だけでなく、お米を食べれる日も出てきました(といっても、この時点では少量です)

ただ、回復したといっても週1~2程度なので、まだ苦しむ日の方が多かったです。
また処方してもらった薬の相性が悪く、量を増やした途端に過剰覚醒が起きてしまい、今度は逆に眠れない日が続きました。当然、眠れていないので体調が良くなる訳もなく、日中はぼーっとするような日が続きました。

薬の相性は個人差があるようなので、服用後すぐに良くなる訳ではないことが分かったのは大きな学びでした。
また、相性が良い薬を見るけるには、医師と対話を重ねる必要があるため、「継続的に診察を受けること」「現状を細やかに説明すること」は重要だと思います(体調が良くないので、かなりの重労働ですが・・。頭もはっきりしない中で医師に話するので、支離滅裂な説明をしたこともあります)

診断確定後の鬱症状・経過(1か月~2か月)←執筆時点

体調が良い日が増えてきした。変動はありますが、体調が良い日が週3~4日くらいある場合もあります。食事も3食べれる日が増えてきます。

薬の服用も継続。
ただし、薬の相性には引き続きに悩まされました。薬の種類を変更した瞬間、副作用の「眠気」が強すぎて昼過ぎまで起きれなかったりと、ちょうど良い薬・量を見つけるのが一苦労。薬については、2か月目の後半頃にやっと落ち着いてきた感じです。

体調が良い日が増えてきたと書きましたが、外での活動鬼門・近場のスーパーに行っただけや、電車に乗った途端に体調が悪くなったりします。負荷の大きな活動がまだできません。

復職のことも脳裏をよぎりますが、まだ時期尚早だと感じています。

鬱になって不安だったこと

体調

何においても、まず体調。
苦しんでいる間はまるで無限の時間を過ごしているように感じられ、「本当に治るのだろうか・・」という考えが浮かんでは消え、浮かんでは消え…を繰り返します。

診断確定して2か月経過したくらいですが、正直、もっと長い時間を過ごしていたような感覚です。今でも社会復帰できるのかが不安ですが、こればっかりは自分の体調をしっかりと観察するしかないと思っています。

お金

仕事を休むので、当然、お金の面も不安材料。
まず給与についてですが、健康保険から「傷病手当金」が受給できます。金額はざっくり計算ですが今までの給与の約2/3。いきなり無一文になることはありません。(なお、賞与は出ないです。当然ですが・・)

期間は1年6か月なので、一旦は一安心(収入減はもちろん痛いです・・)
ただし、復職して1年を経過しないうちに傷病手当金を再受給すると、再度1年6か月の期間に含まれてしまうので注意が必要。(=1年経過すれば、期間がリセットされます)

鬱病は再発することも多いらしいので、しっかりと治したいと考えている理由でもあります。
(特に、治りかけの際に復職や無理をして再発…というパターンが多いらしいので、注意したいと思っています)

出費面では治療費。
個人差はあると思うのですが、自分の場合は約13,000円/月。
内訳は、【診察・薬代+交通費で約2,500円/週×4】+【診断書の手数料が約3,000円/月】です。(3割負担なので、本当に健康保険制度のありがたみを感じています。もちろん、今まで社会保険料を払ってきていましたが・・)

ただし、仕事をしているとランチ代や飲み物代等で出費が嵩むので、出費全体では少なくなりました。休日のレジャー費とかも掛からないし(と、いうより身動きが取れません)

仕事

昇給・昇進等が気になりますが、こればっかりは気にしても仕方ありません。
勤務先の就業規則や人事制度によって違うと思いますが、自分の場合は、休んだ期間は昇給・昇進等の考課はされないようです。

後々のキャリアに影響するかは分かりませんが、多分、影響するんだろうなぁ、と思っています。
とにかく分からないことが多いので、この辺りは復職できれば追記していくかも知れません。

やっておいて良かったこと

休職

ぶちゃっけ、これが第1です。
正直、休職する前は「仕事」や「お金」等が気になって仕方ありませんでしたが、休むことが治療の第1歩。
2か月経過した頃から少しづつ体調が良い日が増えてきたので、本当に早めに休んでよかったと思っています。休職には勇気がいるかもしれませんが、無理をしていたら・・と考えると今でもゾッとします。

とにかく、一番大事にすべきは、自分。

親族や親しい人へのカミングアウト

鬱になると連絡ができなくなります。
「返信しないといけない」と思っていても、返信する気力が残っていません。LINEが来ても、既読・未読スルーのオンパレードです。

無用な不信や心配を避けるため、親族や親しい人には「返信が遅くなってごめん、じつは~」みたいな形でも良いので、事情を説明しておくと良いと思います。

実際、療養中に身内に不幸があり、葬儀に参加することができないこともあったので、話をしていて良かったな、と思います。

鬱になって気づいたこと

自分の限界を知れた

ある程度、元気になってきたことが前提となりますが、第1に「自分の限界を知れた」ということが大きいかな、と思っています。

新卒時代は毎日7時~21時まで仕事→上司と飲み会→24時帰宅→26時まで勉強…ということをやっていた時期もあるのですが、歳と共に限界値も変わってきます(執筆時点でのもぴぷねは35歳)

もちろん、人によっては長時間労働ができると思いますが、自分はそうではなかったということ。勝負するポイントを変えないといけないな、と思っています。

家族との時間が増えた

鬱になる前は嫁が起きる前に家を出て、寝る頃に家に帰ってくる日が続いていました。
休日も寝込んでいたので、家族との時間が取れる訳もなく。

正直、めちゃくちゃ心配は掛けましたが(というか、今も心配かけていますが)、家族の関係が壊れる前に、家族と過ごす時間が増えたことは良かったことかな、と思っています。

自分の好きなことをする時間が取れた

まだまだ、体調の波があるので心の底から楽しんでいるとは言えませんが、自分の好きなこと(もぴぷねの場合はポケモン)をする時間が取れたことも、良かったことだと思っています。

逆に言うと、鬱になる前は自分の好きなことを抑圧する日々が続いていました。それがストレスの原因にもなっていたと思います。仕事もプライベートも、バランスを取る必要があることを気づかされました。

仕事=成果という考えは変わりませんが、人生≠仕事ではないな、と感じています。

さいごに

いかがだったでしょうか。
もぴぷね自身、まだまだ治療の真っ最中です。この記事も体調が良い日に徐々に書いている感じですので、もしかすると書き切れていないことがあるかも知れません。

ちょうど4月ということもあり、部署異動等の環境変化が大きい季節。少しでも、悩んでいる方や不調を感じている方の参考になれば嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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