ヤドラン 育成論 【物理受け型】

今回は「ヤドラン」の育成論【物理受け型】についてです。剣盾ランクマでヤドランを活躍させて勝ちたい、使いかたを知りたい、という方むけに書いています。

 

特徴は何と言っても高い物理耐久力です。タイプ上の耐性も物理メジャータイプの「かくとう」「ほのお」「はがね」「みず」等を半減可能であり、竜王戦環境では日食ネクロズマ等にも強く出ることができます！

ヤドラン 育成論【物理受け型】

ステータス（個体値・努力値・性格）

性格は「ずぶとい」、努力値はHBに全振りです。

なお、HPは244振りすることにより実数値が201＝（再生力の回復量が最も効率が良い3n）となるため、その調整もあり。

物理耐久力は非常に高く、A252性格補正なし「いのちのたま」持ちエースバーンの「ダイアーク（元技：ふいうち）も確定で耐えることができます。

「あくび」「トリックルーム」等、覚える技も非常に多彩であり、「物理受け型」一つを取っても様々な戦い方ができます。

持ち物

物理アタッカーの体力を削り取る「ゴツゴツメット」を採用しています。

その他「たべのこし」や「回復きのみ」、「アッキのみ」等も候補に入るかと思います。

とくせい

サイクル戦で有用な「さいせいりょく」を採用しています。

「ちょうはつ」が無効にできる「どんかん」も優秀な特性ですが、「さいせいりょく」の利便性と比較すると一歩劣る印象。

もちろん「てっぺき」「どわすれ」等の補助わざをメインで使用する場合は「どんかん」が輝く場面もあると思います。パーティ構成や戦術に合わせて使い分けると良いと思います。

わざ構成

基本構成：ねっとう・なまける ・あくび・トリックルーム

ねっとう

追加効果が優秀なメインウエポン。

火傷の効果により、物理受けの性能がさらに向上します。

ただし、後述する「あくび」との相性は少々アンマッチ。「ねむけ」状態の際に「ねっとう」を選択する場合は要注意。

なまける

優秀な高速回復わざ。物理受け型なら必須級。

「ゴツゴツメット」や「てっぺき」等との相性も◎。

その他、相手のダイマターン潰しにも有用。相手がダイマを切ってきそうな場合には、HPが満タンの状態でも選択する価値があります。（もしくは、後述する「トリックルーム」→「なまける」連打もアリ）

特性の「さいせいりょく」と相まって、非常に粘り強く戦うことができます。

あくび

高い流し性能を誇る優秀な補助わざ。

S１５環境で流行している、ラムのみ剣舞ランドロス等の起点とされないように注意。

「ラムのみ」＋「積み技」を仕掛けてくる相手はある程度抑えておき、臨機応変に「ねっとう」や「トリックルーム」を選択できるようになると、より使いやすい技に感じると思います。

トリックルーム

鈍足のヤドランと非常に相性が良い技。

大抵の場合、先手後手がひっくり変えるため、次ターンに先手で「ねっとう」「なまける」「あくび」等を打つことができます。

パーティ内に鈍足アタッカーを採用している場合は後続の繋ぎとしても優秀ですが、そうでない場合はデメリットとなりうるので採用は構築に合わせて。

その他の候補

ヤドランは覚えるわざが非常に多く、候補わざがいくつもあります。

「ハイドロポンプ」「なみのり」→「ねっとう」より高火力かつ、「あくび」との相性〇

「だいもんじ」「かえんほうしゃ」→主にナットレイ・カミツルギ対策として

「くさむすび」→ヌオー・ガマゲロゲ等のくさ4倍対策として

「てっぺき」→高い物理耐久をさらに強固に。「ボディプレス」とも合わせて

「どわすれ」「めいそう」→特殊耐久、後者は火力上昇

「でんじは」→後続のサポートとして。まひを撒いても、ヤドランで先手を取ることは難しいので注意。

活躍させる上でのテクニック

優秀な物理耐久とタイプ耐性のお陰で、トップメタであるエースバーンに対して非常に強く出ることができます！

ただし、エースバーンも「ダイアーク」で強引に突破してくることがあるため、後出しをする場合は要注意。

基本的には後手で動くことが前提となるため、相手の行動を予測しておき、合わせる感じで技選択を行うと良いと思います。

使用パーティ例

最終順位42位でフィニッシュした、グローバルチャレンジ2021でも大活躍でした！

パーティ内ではドサイドン・ナットレイを採用しており、「トリックルーム」から多角的な攻めができるようにしています。
もしよければ参考にしてみてください！

→【最終42位・レート1751】公式オンライン大会 グローバルチャレンジ2021 ホウオウ サイクル構築