【じっちゃま youtube 要約】液化天然ガスタンカー・石油精製品タンカー市場について【投資】

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この記事は、じっちゃまのyoutube配信「液化天然ガスタンカー、石油精製品タンカー市場について(2021年10月17日配信)」を基にした要約となっています。

youtubeの配信内容や、液化天然ガスタンカー・石油精製品タンカー市場の情勢について知りたい方におススメです。

【じっちゃま youtube 要約】液化天然ガスタンカー・石油精製品タンカー市場について【投資】

液化天然ガス・液化天然ガスタンカー市場について

再生可能エネルギーが普及するまでの繋ぎとして需要が高い、天然ガス

世界のエネルギー消費量は年率6~7%で増加すると見込まれている一方、地球温暖化ガスの抑制が課題となっています。

地球温暖化ガスを抑制するためには、再生可能エネルギー(太陽光発電・風力発電等)に移行して、原油・石炭の使用割合を下げなければなりません。(BP社の調査によると、現在6割→5割まで下がる必要がある)

将来的に再生可能エネルギーに移行することは間違いないのですが、その繋ぎとして天然ガスが利用される可能性が高く、注目を集めています。理由は以下の3点です。

  1. 天然ガスは自然界に豊富に存在している
  2. 化石燃料の中では、圧倒的に環境負荷が少ない
  3. 発電所が切り替えできる仕組みになっているところが多い(石油→LNG/石炭→LNG)

投資家が注目を集める液化天然ガス(LNG)

通常、天然ガスはパイプラインによって消費地に送られます。しかしながら、パイプラインでは特定の消費地にしか送ることができません。

そのため、近年は液化天然ガス(LNG:Liquefied Natural Gas)が普及しています。

LNGとは、天然ガスを-162℃まで冷却して液体化したものです。

液体化することで、体積が約600分の1になるため、タンカーに積んで世界中に送ることができます。消費する際は、温度を上げて気体に戻して使います。

LNGは大がかりな装置が必要だったため、あまり普及していませんでしたが、今はものすごく普及しているため投資家が注目を集めています。

需要が見込まれるLNG船

2021年現在、世界全体でのLNG消費量は約3.6億tですが、2030年までに5.5億tにまで増えると予想されています。

一方、LNG船は、LNG需要が100万t増加するたび、1.7隻必要になります。

世界中で、LNG船は35隻/年、建造されています。2030年までの向こう9年間では、35隻×9年=315隻のLNG船が建造される計算となります。

よって、LNGの需要増(2030年までに1.9億tの増加)に対するLNG船の需給バランスは取れる計算となります。

しかし、足元(今年~来年)ではLNG船の建造は遅れる見込みとなっています。

理由は、コンテナ船の市況が高騰しているため、世界の造船(付加価値の高い船)キャパシティはほとんどコンテナ船に向けられており、LNG船が建造されていないからです。

よって、向こう3~4年の間は、LNG船の供給不足が見込まれます。

当面は価格高騰が見込まれる天然ガス

現在、天然ガスの価格が高騰しており、アービトラージ需要が高くなっています(アメリカ:6ドル以下、ヨーロッパでは30ドル、アジアでは35ドル)

また、ヨーロッパではLNGの在庫が少なく、2021年の冬までは天然ガス価格は強含むと予想されます。

しかし、2022年2月には、ロシア~ドイツ間の天然ガス・パイプライン「ノードストリーム2」が開通予定です。

「ノードストリーム2」が開通すれば、ロシアがヨーロッパに提供できる天然ガス供給量が増加するため、現在の受給関係は崩れると思われます。

こちらも参照:「ノルドストリーム2」、パイプライン敷設作業が完了=運営会社(REUTERS ロイター)

紹介された銘柄

シェール・天然ガス関連

  • Diamondback  Energy Inc (FANG)
  • Pioneer Natural Resource(PXD)
  • Antero Resources Corp(AR)
  • BP Plc Adr(BP)

LNG船関連

  • Flex Lng Ltg(FLNG)

石油精製品タンカー市場について

輸入が増える石油精製品

今までは、サウジアラビアやアフリカ等で石油を掘り出し、原油タンカーに積んで消費地に持って行き、消費地にある製油所で精製することが主流でした。

しかしながら、先進国では「うちの近所で石油精製なんてしてほしくない」という考えが主流になってきており、新規で石油精製所を建造をすることは難しくなっています。

例えば、カリフォルニアで州では、新しい製油所を建造することはできず、精製品(ガソリン・ジェット燃料等)を他の州から入手しています。

同様に、日本やヨーロッパでも老朽化した製油所は取り壊し、新規の製油所は建てずに精製品を輸入することが主流になっています。(昔、精製品の輸入割合は10%程度だったのものが、現在は約35%まで上がっています)

不足が見込まれる石油精製品タンカー

前述の通り、現在はの石油生産地(クエート・サウジアラビア・ナイジェリア等)に製油所工場を建造し、精製品をタンカーで運ぶことが主流になっています。

しかし、精製品を運ぶタンカーは不足しているのが現状です。

LNG船でも述べた通り、現在の造船キャパシティはコンテナ船に集中しているため、石油タンカーも造ることができません。

石油タンカー自体、新規造船キャパシティは約6%/年しか追加がない一方で、排ガス規制等によりスクラップとなるタンカーが約30隻くらいあるため、差し引き約2%/年しか増加しません。

よって、需要の方がはるかに上回っているため、今後は石油精製品タンカーの不足が起きることが見込まれています。

紹介された銘柄

石油精製船関連

  • Torm Plc CI A(TRMD)
  • Ardmore Shipping Corp(ASC)

 

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