少し早いですが、最終日5日前に目標としていたレート19を達成したので構築記事を書きたいと思います。
レンタルパーティも公開しました!(2021年11月以降は、枠の都合で消すかも知れないので、ご了承ください)
剣盾シングルS23 カイオーガ 壁展開 構築
構築の経緯
前提として、S20の19チャレに失敗して以来、レート目標とは別の目標として「中長期的にポケモンの実力を伸ばす」ということを掲げています。
その目標を達成するために「様々な構築に触れる」ことに決めました。
もう少し具体的に説明すると、今までの自分は「対面構築」や「サイクル構築」はある程度使ってきたものの、「展開構築」は全く使用したことがありませんでした。
よって、自分の経験値を積むべく「展開構築」を使用するところから構想をスタートさせました。
また、月初にTwitterのフォロワーさんからカイオーガをお譲りいただくきっかけがあり、禁伝枠はカイオーガに決めました。
構築も一から組むことが出来れば良かったのですが、妻がつわりにより身動きが取れず、家事のほぼ全てを担わなければならない現状から、難しいと判断。他の方のアイディアをお借りすることにしました。
カイオーガ軸の構築記事を読んでいると、おにーやんさんの【S21 最終7位/2178】壁要塞クジラ軸【ポケモン剣盾シングル】が目に留まり、ベースにさせていただきました。(無断転載のため、問題があれば削除します)
並びや調整はほとんど同じですが、受けル対策枠のゴチルゼル→アグノムとし、ランドロスの調整を使いやすいように変更させていただきました。
個別ポケモン紹介
カイオーガ
性格:ひかえめ
特性:あめふらし
持ち物:たべのこし
わざ構成:ねっとう・れいとうビーム・めいそう・みがわり
努力値調整意図
H…4n+1、「みがわり」が「地球投げ」耐え
B…なるべく高く
S…最速75族抜き+2
C…残り
本構築の禁止伝説枠。シーズン中盤から爆増したトリトドンを筆頭に、相手のカイオーガ対策ポケモンを逆に起点します。
壁下であればHBサンダー対面でも「めいそう」を詰めてしまうほど特殊耐久が高く、「みがわり」と合わせて多くの相手を詰ませました。
拘り型だと読み間違えた相手に対して、イージーウインを取れることも多かったです。
サイクル性能もそこそこあり、後投げしてきたザシアンやウーラオスに熱湯+火傷を押し付けれる点も強力でした。
電気技を切っているため、カプ・レヒレを筆頭とした水タイプが重くなっているのが難点です。
オーロンゲ
性格:しんちょう
特性:いたづらごごろ
持ち物:ひかりのねんど
わざ構成:ソウルクラッシュ・でんじは・リフレクター・ひかりのかべ
起点作り役。ほぼ全ての試合に選出しました。
壁を貼って後続に繋ぐことが役割。ちょうはつが欲しい場面もありましたが、黒バド・ザシアン・ムゲンダイナの足を奪える「でんじは」で拾った試合の方が多かったと思います。
最初は「ほのおのパンチ」を採用しており、相手のナットレイを削る作戦を考えていましたが、ナットレイと当たることが無いため「ソウルクラッシュ」に変更しました。
「ソウルクラッシュ」はイベルタルへの打点になったり、Cダウン効果がカイオーガのサポートとなったりしたので、相性は良かったと思います。
切らずに残しておくことで、「でんじは」や壁を貼りなおして再サポートすることが可能なため、安易に切らないプレイングを心掛けました。
オーロンゲは見た目から使用を控えていましたが、これほど強いとは・・今まで敬遠していたことを反省です。
メタモン
性格:いじっぱり
特性:かわりもの
持ち物:こだわりスカーフ
わざ構成:へんしん
努力値調整意図
H…振り切り
最強の一般枠。
とにかく選出圧が高く、カイオーガと合わせて相手の裏が読めてしまうこともしばしば。
相手の禁伝枠がザシアンの場合、メタモン対策はヒードランやヒートロトム等に頼っていることが多いので、釣り出してカイオーガの起点にしたりもしてました。
アグノム
性格:おくびょう
特性:ふゆう
持ち物:まがったスプーン
わざ構成:サイコショック・10まんボルト・くさむすび・めいそう
努力値調整意図
S…振り切り
C…+1で大体のムゲンダイナを確定1発
残り耐久
受けル破壊枠。
ムゲンダイナ・ラッキー・テッカグヤのような並びを、一匹で崩しきってくれます。耐久面はかなり脆いので瞑想を積む場合はサポートが必要です。
サンダー
性格:ずぶとい
特性:せいでんき
持ち物:ゴツゴツメット
わざ構成:ボルトチェンジ・ぼうふう・でんじは・はねやすめ
努力値調整意図
AB…振り切り
普通のHBサンダー。
カイオーガが苦手なゴリランダーを受けたり、壁を急所で突破してくるウーラオスを麻痺らせるのが主な役目。
その他にもボルトチェンジでサイクル戦を有利に運んだり、羽休めを絡めたTODなど、あらゆる場面で活躍してくれました。
ランドロス
性格:ようき
特性:いかく
持ち物:オボンのみ
わざ構成:じしん・いわなだれ・ばかぢから・つるぎのまい
努力値調整意図
AS…振り切り
主にホウオウ軸のサイクルを崩すのが役目。電気の一貫を切りたい時なども選出していました。
選出機会は多くなかったですが、現環境における「つるぎのまい」はほぼ警戒されておらず、積めば勝ちという試合がほとんどでした。
相手のランドロス対面を意識し、AS最速での採用。場持ちを良くするためにオボンのみを持たせましたが、この調整が活きたかどうかは不明。
少し脆さを感じたので、努力値は耐久に振り分けた方が良かったかも知れません。
基本選出
- ザシアン他
カイオーガ+オーロンゲ+α(メタモンが一番多め。サイクルっぽく立ち回るときはサンダー) - 対ムゲンダイナ軸
アグノム+@2 - 対ホウオウ軸
ランドロス+サンダー+カイオーガorアグノム
さいごに
今期は目標だった2度目のレート19を達成できて、本当に嬉しく思います。
S20で19チャレに失敗してから、ポケモンを一から学び直しました。また、冒頭でも述べたように様々な構築に触れて経験値を積むように心掛けてきました。
その他にも、ダメ計ツールによる型判定、試合時間の計測、PP管理等、今まで面倒だと思って取り組んでいなかったことも取り入れたことが、今回の結果に繋がったのだと感じています。→記事にまとめてみました【ポケモン剣盾 強くなるために】レート1900達成までに取り組んだこと
19チャレンジは本当に緊張しながら挑んでいたので、まだまだ自分の中ではスタンダードラインでは無いように感じています。少しずつ、このラインを引き上げていき、1950や2000にも挑戦したいと思います。
質問等があれば、Twitterの@mopipuneまで。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
【参考】S23と同じルールの構築記事
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