今回はエースバーンの育成論【ダイマアタッカー型】についてです。剣盾ランクマでエースバーンを活躍させて勝ちたい、使いかたを知りたい、という方むけに書いています。

夢特性「リベロ」が解禁されて以降、常に高い使用率を維持しているエースバーン。禁止伝説が解禁された環境でも活躍している、非常にポテンシャルが高いポケモンです!
エースバーン 育成論【ダイマアタッカー型】
ステータス(個体値・努力値・性格)
性格は「ようき」、努力値はASに全振りです。
ランクマ使用率が高いことから、ミラーマッチが頻発することが主な理由。
努力値のあまりはHに振っていますが、ダウンロード対策ならD振りもおすすめです。
「いじっぱり」+S100抜き調整等も使用したことがありましたが、上記調整が最も使いやすいと感じています。
持ち物
技の威力を底上げできる「いのちのたま」が使用しやすいです。
環境によっては「とつげきチョッキ」や「ラムのみ」等も選択肢に。
とくせい
基本的には全ての技をタイプ一致で使用できる「リベロ」一択。
最大火力では「もうか」に軍配が上がりますが、「ダイジェット」を筆頭にタイプ一致で放てるメリットが大きいです。
わざ構成
基本構成:かえんボール or フレアドライブ・とびはねる ・とびひざげり・ふいうち
かえんボール or フレアドライブ
非接触かつ威力120と高性能なメインウエポン。
デメリットは命中率が90%という点ですが、その点を考慮しても優秀。
命中不安が気になる場合は「フレアドライブ」も選択肢に。
反動ダメージが欠点ですが、自主退場→相手のダイマわざを不発・・というムーブが可能に
。狙ってできる場面は少ないですが、相手も「フレアドライブ」を想定していないケースが多いので、刺さるときは効果的。
とびはねる
「ダイジェット」媒体。相手のダイマターン凌ぎとして素で使う機会も多いです。
「ダイジェット」でSを上げつつ相手を1体倒し、次に出てきたポケモンに先手で一撃…というムーブが単純ながらも非常に強力。
ただし、サンダーやランドロス相手に「ダイジェット」を打ち合うと不利になってしまうケースがあるため、過信は禁物。
S調整わざは「ダイジェット」だけと決めつけず、パーティや環境に合わせて「ダイアタック」媒体わざの採用を行う(もしくは両方の採用)のがオススメです。
とびひざげり
高威力のサブウエポン。
ポリゴン2やラッキー、バンギラス等に素撃ちする場面も多く、使い勝手は良いです。
「ダイナックル」は威力は低いものの、追加効果の相性は良し。
ただし、止めを刺す際に使用する場合は「ダイジェット」でS上昇を狙った方が良いのか、後続のポケモンを見極めての選択を。
ふいうち
「きあいのタスキ」潰しや、とどめに使える先制技。
エースバーンより速いドラパルトや黒馬バドレックスに対しても有用です。
エースバーンダイマ時に、「カウンター」で切り返そうとしてくる、ウーラオスを躱すために使用できる場面もあるので、覚えておくと戦略が広がります。
その他の候補
主な候補わざは以下の通りです。
「ギガインパクト」「すてみタックル」
→Sダウン効果が強力な「ダイアタック」媒体として。「ダイアタック」は特にサンダーに対して有効です。また、後続への繋ぎとしても◎
「ダストシュート」
→カプ・レヒレ等のフェアリータイプ対策として。ダイマックスを切ると威力が落ちてしまうので、エースバーンをダイマアタッカーとして運用するのであれば、優先度は少し落ちます。
「アイアンヘッド」
→対フェアリー・岩等。「ダイスチル」の追加効果も優秀。
「しねんのずつき」
→主に対ドヒトイデ対策として。サイコフィールドは下では先制わざが無効となるため、「ふいうち」との同時採用は注意。
活躍させる上でのテクニック
特性「リベロ」により高い突破力を持ちますが、ドヒドイデやカバルドンを筆頭とした物理受け、ランドロスやウインディ等の「いかく」持ちポケモンには要注意です。
ダイマックスを切ったとしても、受けきられてしまうケースが多いため、裏エースの別ポケモンを選出するor先発を控える等の対応をするのが良いと思います。
また、余裕があればウーラオス(連撃)にも警戒してください。
スカーフ型の場合は先手&弱点を突かれてダイマックスを切っていても大ダメージ(ウーラオスの性格がA補正の場合は乱数次第で1撃)、タスキ型の場合は「カウンター」で切り替えされてしまいます。

ダイジェットでSランクが上昇している際に、ウーラオスが出てきた場合は要注意。カウンターを狙ってきているかも知れません。相手の控えや試合の流れを振り返り、タスキ型か否かの見極めを!
使用パーティ例
最終3桁でフィニッシュした、S16では構築の軸として使用していました。
もしよければ参考にしてみてください!
→【最終947位・レート1877】剣盾シングルS16 黒馬バドレックス & エースバーン・サンダー 構築
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