こんにちは、もぴぷねです。
今回の記事は「ランクマで最終3桁フィニッシュするために必要な3つの要素」というテーマで書いています。
ここ数シーズンは安定的に3桁以内(orそれに準ずる)の成績を残せており相応の手ごたえもあるので、自身の備忘も兼ねて投稿することにしました。一つでも参考になることがあれば幸いです。
【参考:直近数シーズンの成績】
S14 935位
S15 5,748位(公式大会グローバルチャレンジが月末開催だったため、ランクマは調整程度。グローバルチャレンジ最終順位は57位)
S16 947位
S17 2,194位(ザマゼンタ構築を使った遊びのシーズン)
S18 781位
ランクマで3桁フィニッシュするために必要な3つの要素
ランクマで3桁フィニッシュする(=ポケモン対人戦が強くなる)ためには、以下の3つの要素が重要だと感じています。
①構築
②プレイング(選出・立ち回り)
③その他(メモ・反省・コンディション)
「もし①~③の中で最も重要な要素は何か?」と聞かれれば、間違いなく①の「構築」です。
時折「ポケモンは構築ゲーだ」と言われますが、例に漏れず私も同じ意見です。
ただ、現時点での私の感想ですが、「構築」は重要というレベルではなく必須の要素であり、ランクマである程度上の順位を目指すという意味においては、ある意味基礎と言っても過言ではないのかな、と思っています。
なぜ「構築」を基礎とまで言い切ったかというと、私自身が『上位パーティを真似しても全然勝てなかった』という苦~い経験があります。似たような経験をした方も多いのではないでしょうか。
『構築は強いのに勝てない理由』を考えた結果、②プレイング(選出・立ち回り)や③その他(情報収集・反省等)に課題が見つかり、改善した結果、安定した成績を残せるようになりました。
よって、上述した①~③の要素は満遍なく重要だと感じています。
構築について
先ほど、「構築」が最も重要な要素と言いましたが、強い構築とは何なのでしょうか。
あくまで現時点での私の考えですが、「環境における、隙の少ない並び」だと考えています。
この考えに至った理由は、以下の動画を見たことがきっかけです。
【ポケモン勝ちたい人へ】世界最強が”勝てるようになる”『選出の仕方』教えます
この動画では、配信者のくろこさんが「選出」についての解説をされているのですが、2:30~から始まる『最終1位&2位が教える選出の仕方「その1」』が秀逸。
- 相手の構築(6匹)を自分の選出で(3匹)で見れるようにする
- 20~30戦に1回、相手の6匹を見れない構築とマッチングする
構築は必須というより基礎という表現を用いましたが、真意はこの点にあります。
ランキング上位陣の方は、実に20~30戦に1回程度しか構築の隙(=自分の3匹で相手の6匹が見れない)を突かれていないということ。
逆に言えば、同レベルの隙の少ない構築を組まない限り、勝負の土俵にすら上がれていないとすら言えるかもしれません。
また、構築を変更する場合、闇雲にポケモンの「並び」を変えれば良い、というわけではありません。
なぜなら、構築とは基本的にはお互いの強み・弱みを相互補完して作成するため、「並び」を変えてしまうと今まで対策できていたポケモンに対し、逆に弱くなってしまうということが起きてしまいます。
そのため、まず変更を検討すべきは「並び」ではなく「型」。それでも対応できない場合は「並び」を変更して対応すると良いと思います。
プレイング(選出・立ち回り)について
プレイングに関しては諸説あると思いますが、自分が実践して勝率がぐっと上がった方法を紹介したいと思います。
それは選出や立ち回りにおいて「最悪を想定する」ということです。
これはゲーム理論における「ミニマックス法」と呼ばれるものですが、ポケモンにおいても非常に効果的だと思います。この点については少し例を挙げた方が分かりやすいと思います。
【例:選出】
S14は私が初めて三桁フィニッシュしたシーズンですが、使っていた並びは(連撃) でした。
相手の構築にが見えていた場合、最悪の初手はです。
なぜなら、相手のが連撃の型で持ち物が「こだわりハチマキ」だった場合、「すいりゅうれんだ」を後受けできるポケモンはだけであり、も相手に引かれてしまえば有効打が無い・・という状況になるからです。
S14当時、このことに気付くまではめちゃくちゃ負けました。
「でステルスロックを撒きたいから」「相手は、多分一撃だろう」とか、根拠のない推測をもとに選出していたので当然です。(同じ並びを使っていたのにも関わらず!)最終日順位は一時30,000位台まで落ちたこともありました。
立ち回りについても同じことが言えると思います。
言うまでもなく、ポケモンには様々な制約(選出できるポケモンは3匹・覚えさせれる技は4つ・種族値・努力値による能力上限等)があるため、必ずしも「最悪の一手」を打たれるとは限りません。
しかし、相手が強ければ強いほど最善手を打つ可能性が高いため、もし「最悪の一手」を打ったれなかった場合は、その理由があるはずです。
それは、有効な技を覚えさせていないことかも知れませんし、控えで受けれるポケモンがいないのかも知れません。
必ずしも予想が当たると限りませんが、「最悪の一手」のケアや「最悪の一手」を打ってこなかった理由を推測をすることで、読みが少し精緻になり、その結果が勝率の向上に繋がると思います。
その他(メモ・反省・コンディション)
最後に「その他」についてです。
ランクマのプレイとは別になりますが、いずれも強い構築やプレイングの向上に密接に結びついている要素です。ここでは特に私が効果的だったと感じている①メモ ②反省 ③コンディションについて述べたいと思います。
①メモ
ある程度ランクマをプレイしている方であれば、構築記事や動画、Pokemon Homeの使用率ランキングは既に見ているかと思います。
私もランクマを本格的に取り組み始めてから、長らく情報収集を行っていましたが、実に1年ほど3桁を突破できないシーズンが続きました。
そこで気付いたことは「自分自身に対する情報収集が圧倒的に不足していたということ」です。
勝った(or負けた)理由が構築なのか、それともプレイングなのか、はたまた運なのか。自分自身の情報収集が正確にできていない場合、適切な改善案を出すことができません。
そこで、個人的にお勧めしたいのはメモの活用です。
私が書いていることは自分の選出・相手の構築と選出、ターンの流れです。余裕があれば、簡単な感想や勝因・敗因分析のコメントも残すようにしています。
メモの良いところは後々の反省に活用できるだけなく、プレイングの向上という副次的な効果があることです。
相手の構築や選出・わざ等を書いておくことによって、うっかりミスを防いだり、より俯瞰して最善手を模索することに役立てることができます。
②反省
負けた試合を振り返ることは面白くないことかも知れませんが、最も大切なステップだと考えています。
特に「構築負け」についての反省は大切で、どんなポケモンが苦手だったのかだけなく、「構築負け」をした試合の割合も振り返る必要があります。
「構築について」でも書きましたが、ランクマ上位陣の方たちは20~30戦に一度しか相手の6匹を見れない構築とマッチングしていません。
20~30戦というのは最高レベルの目標だと思いますが、5戦に1回構築負けする等、頻度が多い場合は、構築を見直す必要があると思います。
余談ですが、私の場合、最も勝率が良かったS18で、構築負けした試合は2回(25戦中)でした。難しいです。
プレイングミスは同じミスを二度としないように。運負けは仕方ないと割り切りましょう(笑)
ただし、本当に運負けだったかは検証が必要です。
例えば、択負けの試合でも、数ターン前の行動が違っていれば択になる必要がなかった・・なんてこともあります。そのような反省をするためにも、ターンの流れをメモしておくことは重要だと思います。
③コンディション
最後は、コンディションが良い時にプレイするということです。
私の場合、仕事で疲れている時や深夜にランクマに潜ると、頭が回らず極端に勝率が悪くなってしまします。また、一戦一戦を雑にプレイするため反省する材料にすらなりません。
構築の試運転や環境調査が目的の場合はその限りではありませんが、月末が近づいて順位を上げていく際はコンディションが良い日・時間帯でプレイするように心がけています。
また、連敗してしまった時やプレイ時間が長くなった場合も、集中力が低下するので、休憩を挟むことも効果的かと思います。
この点は体力やライフスタイルによって個人差が大きいと思うので、すべての人に当てはまらないと思いますが、参考にしてもらえれば嬉しいです。
以上となります。長文にも関わらず、最後まで読んでいただきありがとうございました!
質問等があれば、Twitterの@mopipuneまで。
【2021.10.30追記】
S21・23にて、レート1900も達成したので最終3桁→1900までの道のりをまとめてみました。
【ポケモン剣盾 強くなるために】レート1900達成までに取り組んだこと
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